虫歯や歯周病で歯が無くなってしまったまま放置してしまうと、かみ合わせの歯や隣の歯が移動してしまい、歯並びがずれてしまう原因になりますので、歯を補う治療が必要です。
インプラント
骨の中に直接人口歯根(インプラント)を埋め込み、顎の骨としっかり固定させた後、そのうえに人工の歯を装着する方法です。
外科処置が必要となりますが、義歯のように取り外しの多く億劫さがなくなり、ブリッジのように両隣りの歯に負担をかけずにすむのが特徴です。
ブリッジ
歯がなくなった部分の両隣りの歯を削ってかぶせものにし、その歯を利用して歯を補う方法です。
周囲の歯を削らなくてはならず、支えとなる歯に負担をかけてしまうのが欠点ですが、比較的簡単に作製でき、 固定式のため、わずらわしさはありません。
また、セラミックなどを使用すれば、見た目もきれいに 修復することができます。(保険外)
義歯(入れ歯)
周囲の歯に金具を引っかけて床(ピンクの部分)の上に 人工歯を並べ、歯を補う方法です。 ブリッジと同じく周囲の歯に負担がかかる、取り外しが 億劫などの欠点がありますが、簡単に作製でき、歯を ほとんど削らずにすむという利点があります。
また、特別な装置を用いることにより、金具を用いるもの より、見た目にも優れ、より快適な義歯を作製することも 可能です。(詳しくはスタッフにお問い合わせ下さい。)
★義歯を安定させるための裝置
磁性アタッチメント:
磁石の力によって義歯を安定させます。修理が比較的簡単に行えます。
歯が2,3本しか残ってなくても使用できます。
コーヌス義歯:
いわゆる「茶筒」のように義歯を固定します。
義歯に不要な揺れが起きず、支えとなる歯かかる負担を軽減できます。